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2008年12月25日 (木)

保険豆知識149 犯罪被害事故補償

 2001年に、老齢の父の運転があまりに危険で事故の心配があったので、説得して車を廃車、免許を返上してもらった。交通事故は加害者になっても被害者になっても、たいへんなことである。ただし、運転免許証を持っていることが気持ちの張りにつながっていたことは否定できず、父がめっきり老けたようになったことは、いくら後悔してもしきれない。
 その後、現在の職業(保険代理業)に就き、損害保険を学習すると、免許の返上が次の点からも惜しまれた。

(人身傷害補償保険)仮に両親が路上で交通事故に遭い、相手の補償がままならない場合~例えば無保険車にはねられた場合や、ひき逃げに遭った場合~、自動車保険の補償の内容に人身傷害補償保険があれば、入通院費用、慰謝料相当分、主婦なら休業損害など、が積算されて、加害者から賠償を受けるかのごとく、自分の保険から支払いを受けることができる。

 しかしながら―――
△両親は共に免許証を持っていないため、自動車保険の契約者にはなれても、人身傷害補償保険の補償を受けられない(被保険者になれない)。
△子である私は両親と非同居なので、両親は、私の自動車保険の人身傷害補償保険の補償を受けられない。

 つまり、父が免許を返上せず、たまに運転する前提で原付を所有していれば、人身傷害補償保険を付けることができた、という訳である。考えすぎではない。両親の住まいは子飼商店街まで歩いていけるところだが、その途中の一方通行の道路では、逆走する自動車やバイクが多く、隣に住む方が逆走のバイクにはねられて脚を骨折する事故もあった。せめて保険を、という気持ちである。

(被害事故補償)現状では、傷害保険を掛けてもらって、特約で被害事故補償を付けている。あまり想像したくないが、ひき逃げや犯罪で、死亡や重度後遺障害になった場合だけ、基本補償に加えて追加で補償される。
 ただ、両親だけにしないことが大事と思い、毎日朝夕に寄っている。犯罪の抑止力になってくれればいい、と思う。

 事故の話ばかりの毎週のこのメールも、事故防止につながれば幸いです。(了)

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